映画監督有志の会 ハラスメント防止対策を要望 相次ぐ「性加害」告発受け

[ 2022年4月23日 05:32 ]

 日本映画界で相次ぐ「性加害」の告発などを受け映画監督有志の会が22日、日本映画製作者連盟(映連)にハラスメント防止対策を講じるよう13日に要望したことを明らかにした。ハラスメントは「職務上の優越的な関係の悪用を許す環境を放置してきた映画業界全体の責任」として、改善を訴えている。

 会のメンバーは是枝裕和、諏訪敦彦、岨手由貴子、西川美和、深田晃司、舩橋淳の6監督。防止策として、性的シーンの撮影で製作側と俳優の仲介役を果たす「インティマシーコーディネーター」と呼ばれるスタッフの導入などを提案。深田監督は「映画業界を支えているフリーランスの方が相談できる機関や受け皿がない」と訴えた。

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2022年4月23日のニュース