宝塚歌劇団 108期生が初舞台 ハードなダンス披露の茉莉那ふみ「体感としては10秒ほど」

[ 2022年4月23日 17:55 ]

 宝塚歌劇団に今春入団したばかりの第108期生38人が23日、兵庫・宝塚大劇場で開幕した星組公演「めぐり会いは再び/Gran Cantante!!」で初舞台を踏んだ。

 本公演前に紋付き、緑の袴で居並んだ38人は、首席入団の茉莉那ふみ(まりな・ふみ)、彩姫みみ(あやひめ・みみ)、花海凛(はなみ・りん)らが緊張した面持ちで「まだまだ西も東も分からぬ若輩者ではございますが、小林一三先生の清く正しく美しくの教えを胸に日々、精進して参りたいと思います」などと口上を述べ、歌劇団団歌を披露。大きな拍手に包まれた。

 さらに、ショー「Gran…」のフィナーレ前には、恒例のロケットで客席からは手拍子も。大階段からの登場で華やかさが増し「サフランの花」をイメージしたという白に紫のラインも鮮やかな衣装で、初々しいかけ声とともに一糸乱れぬラインダンスとなった。

 5分ものハードなダンスだったが茉莉那は「体感としては10秒ほど」と興奮気味に振り返り、彩姫は初めて見る舞台からの景色に「こんなに客席が近く感じるなんて」と感激した。花海は「客席の圧に負けないように最後まで頑張りたい」と気を引き締めた。公演は5月30日まで。

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2022年4月23日のニュース