テレ東“おわび広告”に大反響 石川社長「やり過ぎ感なかったわけじゃないが…非常に成功」

[ 2022年4月21日 16:32 ]

テレビ東京
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 テレビ東京は21日、都内の同局で定例社長会見を開き、今月10日付の日本経済新聞に掲載した“おわび広告”について言及した。

 テレビ東京は10日付の同紙に「全国放送っぽくふるまっていた件に関してのお詫び」という“おわび広告”を掲載。「わたしたちテレビ東京は、一部の地域には放送されていないにも関わらずあたかも全国放送しているかのようにふるまっていました」という自虐的な書き出しに始まり、「背伸びをしていました。テレ東は、全国で放送していません。今さらですが、すみません」とユーモアたっぷりにこれまで一部地域で同局の放送が見られなかったことを謝罪。そして11日夜から「TVer」で番組の全国リアルタイム配信がスタートすることを告知し「そんな喜びから、こんな豪華な広告枠まで買ってしまいました」と全面広告の意図を説明していた。

 石川一郎社長は「相当な話題を呼びまして、日経に聞いたら広告視認率という1秒以上広告を見た人の割合っていうのが90・28%ということで、日経の新聞広告の中でも、かなりの水準の広告だったという風に聞いています」と反響について説明。続けて、「さらに3秒以上見てくれた認知率っていうのは、76・61%ということで、これは平均の倍以上ということでですね、かなり色んな注目を集めた広告になりました」と振り返った。

 また、「去年の4月に発足させた総合マーケティング局のプロモーションチームが中心になって考えてくれた広告でして」と明かし、「ちょっとやり過ぎ感もなかったわけじゃないんですが、結果的には話題になったということで非常に成功した広告だったなと思います」とコメントした。

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2022年4月21日のニュース