金子恵美氏 新生活で故郷の味を思い出す――「越乃寒梅」幻の焼酎

[ 2022年4月19日 05:30 ]

県内にもファンが多い「越乃寒梅」の焼酎
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 【金子恵美の見つけた新潟】新年度を迎え、新しい生活がスタートしました。息子も1人でバスと電車を乗り継いで学校へ行き、授業を受けてから1人で自宅まで帰ってくることができるようになりました。成長を喜ぶと同時に、我が子が手から離れていく寂しさも感じる今日この頃です。

 私の環境にも変化がありまして、番組終了に伴いコメンテーターを務めていたラジオ番組と3月いっぱいでお別れした一方で、大阪や名古屋、静岡で新たにテレビのレギュラー番組出演が始まりました。この一年は移動も増えますが、その分、私の母が東京にも拠点を置き、新潟と東京を行き来してくれることになりました。

 その母の引っ越しのために先日、久しぶりに新潟に戻りました。コロナ禍で長らく帰省もままならず、ご無沙汰していた懐かしい方々にごあいさつをすることができました。後援会長や企業の方々、地元議員のお世話になった方、全員にごあいさつすることはできませんでしたが、1日でできる限りの方にお会いしました。

 訪問時、お土産に持たせてくださった幻のある品を東京に持って帰り、夫に見せて驚かせてやろうと思っていたのですが、そこで「見つけた!新潟」が待っていました。なんと、夫も新潟の運送会社さんに出張した帰りに持たせていただいたお土産が同じものだったのです。それは「越乃寒梅」(石本酒造)の焼酎です。「越乃寒梅」といえば日本酒ですが、実は幻の焼酎があるのです。東京ではめったにお目にかかれない希少、貴重なもので、振る舞うと大変驚かれ、また感動されます。

 酒米、山田錦でつくられたこの焼酎は、10年間じっくりと静かに貯蔵され、深い味わいを醸し出します。新潟県内には多くのファンがいます。我が家の新生活の晩酌は、新潟の味を思い出す焼酎のロックでスタートしています。(コメンテーター)

 ◇金子 恵美(かねこ・めぐみ)1978年(昭53)2月27日生まれ、新潟県月潟村(現在の新潟市南区)出身の44歳。月潟小、月潟中、三条高を経て早大に進学。03年にはミス日本関東代表に選出された。07年から新潟市議会議員、10年から新潟県議会議員を経て12年に衆院議員となる。16年に総務政務官に就任。放送行政、IT行政、郵政を担当した。10年間の議員生活を経て、現在はテレビコメンテーターとしてフジテレビ「めざまし8」「Mr.サンデー」、CBC「ゴゴスマ」、読売テレビ「ウェークアップ」などで活躍中。

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