内山信二、BPOの「痛み伴う笑い」警鐘に疑問「芸人が番組に出れなくなったら、それはそれで“いじめ”」

[ 2022年4月19日 22:20 ]

タレントの内山信二
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 タレントの内山信二(40)が19日放送のTOKYO MX「バラいろダンディ」(月~金曜後8・30)に生出演。放送倫理・番組向上機構(BPO)がバラエティー番組の「痛みを伴う笑い」に警鐘を鳴らした件について、言及する場面があった。

 BPOは15日、罰ゲームやドッキリ企画などが含まれる「痛みを伴うことを笑いの対象とする」バラエティー番組について、「青少年が模倣し、いじめに発展する危険性も考えられる」とする見解を公表した。中学生や高校生のモニターから「パワハラ的なことを楽しんでいるように見える」などとする声が寄せられたことを受け、昨年8月から審議をしていたと番組は伝えた。

 また「芸人を落とし穴に6時間そのまま放置」した番組などを挙げ、「形成途上の人間観・価値観の根底が浸食され変容する危険性」が現実化しかねないなどと言及したという。

 内山はこの件について「いじめに繋がるとかは、ずっと前から言われてるんですね。昔と比べたら罰ゲームとか、ドッキリとか相当減ったと思うんですよ。でも、実際にいじめは無くなってないと思うんですよね。『バラエティが全部いじめを助長する』ということに、論点をすり替えるのではなくて」と、持論を展開。

 「これで罰ゲームとかドッキリに芸人さんが出れなくなったら、それはそれで“いじめ”だと思うんですよ。全部の罰ゲーム・ドッキリを悪いにするんじゃなく『もっと違うことを考えませんか?』って思うんですよね」と、語っていた。

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2022年4月19日のニュース