ロッテ・朗希 阪神―巨人戦視聴率に勝った、テレ東が緊急生中継 同時間帯野球中継トップ5・9%

[ 2022年4月19日 05:30 ]

ロッテ・佐々木朗希
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 ロッテの佐々木朗希(20)が先発登板し、テレビ東京が緊急生中継した17日の日本ハム戦(ZOZOマリン)の平均世帯視聴率が5・9%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を記録したことが18日、分かった。

 午後2~4時に放送し、同時間帯に生中継されたテレビ朝日の阪神―巨人戦は4・2%、TBSのDeNA―ヤクルト戦は1・4%と、テレ東がトップの視聴率をマーク。同局関係者は「この時間帯は『日曜ミステリー』の再放送枠として4~6%の安定的な視聴率を稼いでいるが、今回の生中継は野球中継の中でトップの数字を残すことができた。中でも“伝統の一戦”に勝ったことは大きい」と意義を説明。今後、佐々木の登板試合を中継する上で一定の実績となったようだ。次戦の24日のオリックス戦(京セラドーム大阪)の中継も検討しているという。

 瞬間最高視聴率は午後3時58、59分に記録した9・3%。佐々木が8回、163キロの直球で14奪三振をマーク、パーフェクトピッチングの快投を見せ、中継が終了した時間帯だった。

 佐々木が完全試合を達成した10日は地上波の放送がなく、偉業の「視聴難民」が続出。テレ東はこれを受けて球団側と交渉し、地上波とBSで放送権を獲得した。

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2022年4月19日のニュース