ことでん　車両をウクライナの国旗カラーにラッピング「ウクライナの鉄道事業従事者への連帯を示すため」

　“ことでん”の愛称で親しまれる香川県の高松琴平電気鉄道は18日、公式ツイッターを更新。ロシアから軍事侵攻を受けているウクライナの鉄道事業従事者との連帯を示すため、琴平線で使用されている車両をウクライナの国旗の色にラッピングすることを発表。19日から運行を始めた。

　ことでんは「今、国営ウクライナ鉄道は激しく攻撃され、多くの職員が殉職しながらも連日多くの避難民を安全地域まで移送し、必需品を各地域に運んでいます」と、ウクライナの鉄道の現状を説明。その上で「ことでんは鉄道会社としてウクライナの鉄道事業従事者への連帯を示すため、琴平線の上部を青くしてウクライナ国旗ラッピングとして、明日から運行します」と報告した。

　琴平線の車両はもともと、上部が白色、下が黄色だが、白い部分を青色にラッピングすることにより、ウクライナ国旗ラッピングとなった。