演歌歌手・新川二朗が緊急入院、脳梗塞の疑い 呼吸困難で肺手術 予断許さない状況

[ 2022年4月19日 05:31 ]

新川二朗(2011年撮影)
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 ヒット曲「東京の灯よいつまでも」で知られる演歌歌手新川二朗(82)が緊急入院していることが18日、分かった。脳梗塞の疑いで入院し、呼吸困難も発症。肺の緊急手術を受けた。周囲は「予断を許さない状況」と話している。

 関係者によると、新川に異変が起きたのは16日。千葉県内の自宅でベッドから起き上がれない状態となり、ろれつも回らなかったため、近くの病院に救急搬送された。そのまま入院し、検査で血管に詰まりがあることが判明。手術を受ける方向で進められていた。

 だが、翌17日に容体が急変。呼吸困難を発症したため、肺の緊急手術を受けたという。現在は人工呼吸器を装着しており、関係者は「現在は小康状態だが、年齢も年齢なので楽観できない状況です」と話している。

 石川県出身の新川は高校卒業後、金沢のレジャー施設の専属歌手になった。歌っていたところを村田英雄さんにスカウトされ、1962年に「君を慕いて」でデビュー。東京五輪が開催された64年に「東京の灯よいつまでも」が大ヒットし、一躍全国区に。同年大みそかのNHK紅白歌合戦に初出場した。

 デビュー60周年を迎えた今も活動を続けており、昨年はシングル「天・地・人」を発売した。これまで大病の経験はなく、体が丈夫なことが自慢。日頃から「一度も仕事を休んだことがない」と話していた。

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2022年4月19日のニュース