若狭勝弁護士 米原子力空母、日本海に展開に「北朝鮮に圧力…こういう戦略は現状においてはよしとすべき」

[ 2022年4月13日 13:18 ]

弁護士の若狭勝氏
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 元東京地検特捜部副部長で衆院議員の経験もある若狭勝弁護士(65)が13日、フジテレビ「めざまし8」(月~金曜前8・00)に出演。米軍が原子力空母エーブラハム・リンカーンを日本海に展開させていることに言及した。

 聯合ニュースなどによると、15日の故金日成主席生誕110年の記念日に合わせた北朝鮮の大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射などの軍事挑発をけん制する狙いがあるもよう。空母の展開は、18~28日に行われる米韓合同軍事演習の事前演習と直接の関係はないが、北朝鮮の挑発次第では韓国などとの別の演習に乗り出すとの見方も出ている。

 MCの谷原章介が「国防の観点で、どこに今、エーブラハム・リンカーンがいるかってことが明かせないっていうことですけれども、(北)朝鮮を視野に入れて日本海側に回るってだけでも相当大きな圧力になるんですかね?」と聞くと、若狭氏は「結果的に圧力になると思うんですが、問題は北朝鮮っていうのは、こうしたウクライナの問題があったとしても全く意に介さず、わが道を行くという国だと思う」と言い、「その意味ではこういうことによって北朝鮮をより刺激するということにもなりかねない。ただ力には力をもって、という考え方は1つあると思いますので、米国のこういう戦略は、現状においてはよしとすべきだと私は思います」と自身の考えを述べた。

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2022年4月13日のニュース