森山未來　育った街・神戸にアーティスト制作施設開設「いろんな方が来て交流を」

仲間と共にアーティストの滞在型制作施設を開設した森山未來
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　俳優でダンサーの森山未來（37）が13日、神戸市・北野の異人館街に開設した「国内外アーティストの滞在型制作施設」運営に向けた記者会見に出席した。

　森山の発想をきっかけに地元の映画人や不動産業者らが集まり、プロジェクトがスタート。神戸育ちで小学校時代は北野にも住んでいたといい、「こんなに世界中の宗教施設が集まっているところは他にない。社会情勢、今荒れていますけれどここにいろんな方が来て交流してほしい」と世界平和も願いメッセージを込めた。

　自身も各大使館や文化施設との交渉も進めている。「仕事場だけで会って作品を作るのではなく、共に滞在して表現し合うことでインスピレーションを得たり、地元との相互作用もあったりして大きな意味がある」と熱弁を奮った。

　施設名は「アーティスト・イン・レジデンスKOBE」。基本的に無償での貸し出しを目指すため、350万円を目標に15日からクラウドファンディングをスタートさせる。