プーチン大統領“異例”黒ネクタイ着用の意味は? 中村逸郎教授「ロシア兵への哀悼の意を表している」

[ 2022年4月13日 16:07 ]

 ロシア政治を専門とする筑波学院大・中村逸郎教授が13日、TBS系「ゴゴスマ~GOGO!smile~」(月~金曜後1・55)にリモートで生出演。ロシアのプーチン大統領が12日にベラルーシのルカシェンコ大統領と会談した際の服装に言及した。

 中村教授はプーチン大統領が予想以上に長引く戦争や、反戦運動などで弱気になっていると指摘。会見中の体の細かな揺れについて、「左右に揺れているのは気持ちを表しているのかなと思った」とキッパリ。さらに、「股をいつもより開いている。ここまで股を開いて喋ることなくはほとんどなくて、足を開いて揺れを食い止めようとしているのでは。驚きました」と目を丸くした。

 また、中村教授はプーチン大統領のネクタイの色も気になったと明かす。「ここしばらくで初めて見たんですけど、ネクタイが非常に黒っぽいんですね。普通は明るいワイン色とか紫とかそういうネクタイをするんですけど…」と説明。「先週の金曜ですけど、ペスコフ大統領報道官が『いま、ロシア兵の中でたくさんの犠牲者が出ている』と認めたんです。プーチン大統領は『作戦通りに進んでいる』と言うものの、ネクタイを見たり、報道官の話を聞いていると、決して今回の戦争はうまく行っていない。そのことを国民もネクタイを見ながら感じ取っているのではないかと思います」と伝える。

 ここでMCの石井亮次アナウンサーが「この黒っぽいネクタイはロシア兵への哀悼の意を表しているということですか?」と聞くと、中村氏は「そう思ってます」と即答。「プーチン大統領が黒色のネクタイをするってことはめったにない。記憶にないんですね。ですから、このタイミングですから、実はロシア側にも犠牲が多いということを、プーチン大統領自身がこの黒いネクタイに込めたということです」と推察した。

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2022年4月13日のニュース