長渕剛「2回死んでます」　命がけでステージに上がり続けるミュージシャンの矜持

長渕剛
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　シンガー・ソングライター長渕剛（65）が13日、FM　COCOLO「Wonder　Garden」にリモート出演した。

　新曲「REBORN」に掛けて、長いキャリアの中でリボーンした節目を問われると、「数え切れないんじゃないかな。でもやっぱり48歳のころの桜島オールナイトと、59歳での富士のオールナイト。これで2回死んでますからね」。過酷を極めた伝説のライブ2公演を挙げ、「だから確実に2回は生まれ変わってる。3度目はないかも…。でも3度目に命つっ込んだら、神になれるかな」と笑った。

　40代に入り、「とにかく皆の期待に添える、楽しんでもらえるコンサートを練り上げて、命かけてやるんだ。そのために生きるんだ。そのためなら死んでもいい、とさらに思うようになりました」と告白。「だって、剛、剛って全国で呼んでくれるんですよ。親にもあんなに呼ばれたことない。やらないわけにいかないでしょ」と熱く語った。

　「2回死んでます」という表現も大げさでなく、本気でステージに心血を注ぐミュージシャンとしての矜持がその語りに宿っていた。