有吉弘行 半年ぶり再会の蛭子能収は「尊敬はできないけど…一番気軽な70代ですね、僕の中で」

[ 2022年4月13日 12:24 ]

有吉弘行
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 お笑いタレントの有吉弘行(47)が12日深夜放送のテレビ朝日系「有吉クイズ」(月曜後11・45)に出演。漫画家でタレントの蛭子能収(74)と半年ぶりに再会したことを喜んだ。

 20年7月放送のテレビ東京「主治医が見つかる診療所 芸能人人間ドック&認知症改善SP」で軽度の認知症と診断された蛭子。同11月の放送では、「極めて軽度な状態」を維持しており、仕事や散歩などで進行予防が期待できるとの結果になっていた。有吉はそんな蛭子と昨年10月放送の「有吉クイズ」で昨年9月に再会した模様を放送。そこから約半年ぶりに港区・八芳園で再会した。

 ベンチで待つ蛭子に「いつもすみません、お呼び立てして。どうですか、体調は?」と有吉。蛭子も「体調はいいです、何の問題もなく」と笑顔。八芳園での再会について、有吉は「蛭子さんが最近、花とか自然が好きになったって言ってたから、ちょっと散歩しようかなと思って」と説明。蛭子も「ホントです。花とか、何でも好きです」と答えるも、有吉は「本当でしょうね?テキトーなこと言ってるんじゃないかと思って」「口から出まかせ言いますからね」と相変わらずの毒舌でツッコミを入れた。

 園内を散歩する中、しっかりとした足取りで歩く蛭子に、有吉も「足腰もしっかりされていて」と笑顔。蛭子は「歳はとってるけど、意外と歩けるんですよね。公園にしょっちゅう歩いて行っていたんですよ。子どもたちが遊んでいる様子を見るのが好きだった。子どもたちは1人か2人、コケたりすると面白いです」と蛭子らしい受け答えで笑わせた。

 だが、言っているほど動植物に興味を示さない蛭子に、有吉は「動物とか植物を育てたりは?」と質問。蛭子は「それはないですね、山と海はあんまり好きじゃないです。都会がいい。都会でご飯食って帰るのがスゴクいいです」とぶっちゃけ。まさかの回答に、有吉は「自然がいいっていうからここ来たのに。都会がいいって言うなら、都会行きましたよ!」と話すと、蛭子は「言ったっけな?」とおとぼけ。これには有吉も「都合のいい時だけ忘れたふりして…」と痛烈ツッコミ。「だから、花、興味ないですよね!」と念を押され、蛭子も「興味ないな!」と返し、笑わせた。

 近況についても話が及び、有吉が「テレビとか見ますか?」と聞くと、蛭子は「最近、見なくなっちゃった。街に出て、それから公園に出て、動いているのが好きですね。あちこち行ったりしてる」。そんな蛭子に有吉は「前回も思ったけど、認知症になっちゃったけど、全然なんか僕、普通。僕らも全然、そんな感じがまったくしない」と話すと、蛭子も「俺も全然なったっていう感じしませんね。多分なってないと思う」と返した。

 有吉は「蛭子さんみたいな歳になると、落ち着いてみんなに尊敬されるようなおじいさんになれるかなと思ったけど、無理でしょうね。子どものまんまでしょうね」と話すと、蛭子は「うーん。そっちはわかりません。そうなるかも」。有吉は「尊敬はできないけど、気軽に付き合えていいなとは思います」ともらすと、蛭子も「気軽なおじさんね。それが一番いいなと思います」と笑顔。有吉は「一番気軽な70代ですね、僕の中で」と賛辞を贈ると、蛭子も「そのほうが本当にいいと思う」と幸せそうに笑った。

 有吉が「夏はちょっと暑いですけど、1回お会いできますか。ギャラ払いますんで」と話すと、「ありがたい」とこの日一番の笑顔を見せた蛭子。「うるさいようなところが好きです。街がいいです。やっぱり渋谷かな」と場所も提案し、夏の再会を誓った。

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2022年4月13日のニュース