「ちむどんどん」制作統括が語るヒロイン 黒島結菜を一本釣り「それ以外イメージできなかった」

[ 2022年4月13日 06:00 ]

連続テレビ小説「ちむどんどん」でヒロイン・暢子を演じる黒島結菜(C)NHK
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 11日にスタートしたNHK連続テレビ小説「ちむどんどん」(月~土曜前8・00)。沖縄出身の女優・黒島結菜(25)がヒロインの比嘉暢子(のぶこ)役を演じる。同県で生まれ育った食べることが好きな主人公が、上京して料理人を目指す物語。

 朝ドラのヒロインはオーディションで選ばれることも多いが、今作では黒島をキャスティングで一本釣り。制作統括の小林大児氏は「当初から沖縄出身の方にこの役を託したいと思った。最初から黒島さんで考え始めてしまい、結局それ以外イメージできなかった」と明かした。

 女優としての魅力について「シリアスな役からコミカルな役までこなすことができ、沖縄独特の風と光を体現できる」と絶賛。現場ではスタッフらと打ち解け、和気あいあいと撮影を楽しんでいる様子。「膨大なせりふ量のはずだが苦しんでいる様子を感じさせない。局内スタジオでの撮影でも、どこかおおらかで、まるで沖縄にいるかのような空気感をつくってくれている」とヒロインとしての適性に太鼓判を押した。(続く)

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2022年4月13日のニュース