マツコ バラエティー苦手な江口のりこの本音炸裂トークに共感「核心を突かれたわよ?」

[ 2022年4月10日 12:13 ]

マツコ・デラックス
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 タレントのマツコ・デラックス(49)が、9日放送の日本テレビ系「マツコ会議」(土曜後11・00)に出演し、ゲスト出演した女優・江口のりこ(41)の本音に強く共感する場面があった。

 マツコは、江口が時々出演するバラエティー番組を見たことがあるという。「ケンカ売ってるみたいな感じがすごい好きなの。どういう心境で出てるの?」と素直に質問した。

 すると江口は「私は悪くないって感じで」とつぶやき、番組の打ち合わせに対する苦手感を口にした。「打ち合わせに来る人たち、何かおもしろい話を聞こうとしていて。おもしろいことなんて、日常ないじゃないですか?『最近、何がおもしろいですか?』とか、『ハマってることはありますか?』とか。そんなんないし、急に聞かれても…みたいな」と本音をズバズバ。さらに「簡単に何かをもらおうとしているその感じがすごく嫌で。適当にしゃべったことがそのまま台本になって。『本番ではそれ通りやって』みたいな」と、疑問を口にした。

 すると、マツコは手をたたいて「バラエティーをやっている人、みんな聞いて。核心を突かれたわよ?」と指摘した。バラエティー番組用のネタ作りのため、話を盛るケースがあるとし、「江口さんはちゃんとした方だから『ないもんはない』と言うけど、ほぼねつ造してるわけじゃない?みんな」とぶっちゃけ。さらに、出演者が提出するアンケートにも言及し、「結婚相談所に入会するんじゃねえかみたいな質問がぶあーっとあって。1行の質問に20行くらい書かなきゃいけないくらいスペースがあって。どんだけ書かされるんだよ?暇じゃねえんだよ、こっちは」と言いたい放題だった。

 真意を隠さない江口のスタンスを、マツコは称賛。「普通はこうは思ってても、いざ収録が始まったら何となく笑顔を振りまいてお茶を濁すじゃない?(江口は)ちゃんと最後まで、不本意であるって、ちゃんと意思が(見える)」と話した。

 お互いの本音トークはさらに続く。江口は同番組への出演理由に、番宣を挙げた。出演する同局系ドラマ「悪女(わる) ~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」(13日スタート)の宣伝のためというが、「いくつか番宣に出なければいけないと。全部断るわけにはいかないと。どれか受けて下さいという“ルール”があって」と暴露。その中で同番組を選んだのは「マツコさんはお会いしてみたかったし、これを引き受けると、本当に断りたいものを断れるはずという思いもあって」と包み隠さず打ち明けた。

 内幕を耳にしたマツコは大笑いして「ありがとうございます」と感謝しつつも、番宣の効果に対して疑問を口にした。「ホントにこれは皆さんに言っておきます。そんなにあれ、効果ないからな」。すると、江口も「そうなんですよ。私が何に出ようと、ドラマを見ようと思っている人は見るし、見ないと思っている人は私が何に出ても見ないです。本当に番宣って何の効果もないと思う」と、歯に衣(きぬ)着せぬ発言で続いた。

 江口の思いに納得することの多かったマツコ。「お嫌かもしれないけど、そういうことを誰も言わないし、思っている人いっぱいいると思うんだよ。貴重な存在だと思うよ。こういうことをおっしゃってくれるのって」としつつ、「怒らないで下さいね?やっぱりちょっとイカレてると思う。いいイカレ方よ?」とさらなる本音をズバリ。江口も笑って応じていた。

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2022年4月10日のニュース