橋下徹氏 思わず「話変えましたね」自民・新藤政調会長代理が文通費の議論で「ウクライナの子供たちを…」

[ 2022年4月10日 16:32 ]

橋下徹氏
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 自民党の新藤義孝政調会長代理が10日、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」(日曜前7・30)に出演。元大阪市長で弁護士の橋下徹氏(52)と、自民、立憲民主など与野党6党が、国会議員に月額100万円が支給される「文書通信交通滞在費」の見直しを巡って協議したことで議論した。

 与野党6党は7日、4月中に日割り支給へ変更する法改正を目指す方針で合意。日割り計算は、議員に当選し、任期が始まった日からとする。任期が満了して退任する月や、自らの意思で辞職した月も日割りとするが、衆院解散や在職中の死亡の場合は、月額支給を維持するとした。名称を「調査研究広報滞在費」とし、支給目的の条文を同様の内容に変える案に関しても共産党以外の5党が賛成した。月内の法改正は、24日投開票の参院石川選挙区補欠選挙で当選した議員への支給に間に合わせる狙いがある。

 橋下氏が「調査研究広報滞在費は使い道をフリーに広げていくんです。何でもあり状態にして。公開とかそういうところはもう結論先送り。これ何やってたんですか、国会は」などと指摘。新藤氏は「橋下さんねえ、これねえ、議論は続けていくべきですよ。その上で今回、各党が合意したのは、参議院の補欠選があるでしょ。参議院の補欠選後にまたこの文通費の問題が出ちゃうから、だからとりあえず日割りの支給だけは決めようねってことで各党が合意したと。ですから議論自体はきちんとやっていった方がいいと思いますよ」と答えたのに対し、橋下氏が「でも調査研究広報滞在費の方も合意になっちゃってる」と追及しると、新藤氏は「いやだから、それは各党が今やってることなんだから。今のタイミングでやっているのはそういうこと。それからこれね、ウクライナの子供たちを守れと。これはねえ、ぜひきょうの番組として」と言い、橋下氏は思わず「進藤さん、話変えましたね」と話した。番組は、ここでCMに入り、CM明けは、新藤氏が2019年にウクライナを訪問したことに話題は移った。

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2022年4月10日のニュース