渡部陽一氏 ロシアの戦術解説 ウクライナに「兵力の強さ、残虐性をいかに見せつけるか」

[ 2022年4月10日 10:43 ]

 戦場カメラマンの渡部陽一氏(49)が10日放送のTBS「サンデージャポン」(日曜前9・54)に生出演。ロシアのウクライナ侵攻に言及した。

 番組では、ウクライナ東部にロシア軍のミサイル2発が着弾し犠牲者が出たことなど、最新のウクライナ情勢を伝えた。渡部氏は「今ロシア軍にとって、ウクライナに自分たちの兵力の強さ、残虐性をいかに見せつけるかが、戦局を有利に運んでいく力なんです」と指摘。

 「民間人を殺害した状況、遺体の状況をあえて見せつけたり、残虐な行為をあえて拡大させることで『ロシアに対して敵対的な行為をした国や民衆に対してはいかなる手段を許さず徹底的にこうなりますよ』ということを伝えている」「怒りだったり不安であったり、情勢を少しでも揺さぶっていくことが、戦い方を有利に。そして、今行われている停戦協議の内容をロシア側に有利に運んでいく一つの戦い方」とロシアの戦術を解説した。

続きを表示

2022年4月10日のニュース