中居正広 待望の有料HP開設もファンクラブではないと全力否定「なんとかミーティングやらないです」

[ 2022年4月10日 21:50 ]

中居正広
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 タレントの中居正広(49)が9日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「中居正広 ON&ON AIR」(土曜後11・00)に出演。独立2周年記念日の1日に開設した有料ホームページ(HP)について、世間の反響の大きさに驚きながらも得意のアマノジャク体質発動で悪態をつき、全てお見通しのファンたちを逆に喜ばせた。

 2日の前回放送では今年8月で50歳になること、独立して2年が経ったこと、SMAP解散から5年以上が経過したことなどから心境に変化があり、HPのリニューアルを半年ほど前から準備していたことなどを時間を割いて説明した。

 この日の放送は、有料HP「中居ヅラ あの子たちに…、」が開設された直後の収録。ファンや世間の反響を知った上で初めての放送となったが、今回も番組を丸々使って改めて経緯や思いを詳しく説明した。初めての経験となったホームページづくりについては「がっつり、惜しみなくつくりました。時間も労力も知恵も。ライブづくりにちょっと…。全然規模も違いますし、尺も違いますし、あれなんですけども」とライブづくりに少し似ているとし、HPを開くと流れる楽しげなBGMについては「音は中学の後輩のフミヤくんが全部やってくれました」と地元の親友の弟でもある「RIP SLYME」の「DJ FUMIYA」(43)が作ってくれたことも明かした。

 「思った以上のものになったんじゃないのかなって」と出来栄えに大満足の中居。また、HPをつくるにあたって最初は無料での運営を考えていたという。だが、「“あの子たち”だけに僕のメッセージだとか思いみたいなのを。“あの子たち”だけに発信したい、送りたい。これが僕の譲れないところだった」と中居ファンやSMAPファンに向けた切なる思いがあったことを明かし、内容がネットニュースになることは本意ではないため、SNSや無料サイトではなく「入会金1000円」「年会費1200円」という超格安な有料HPになったことも告白した。当初は「月10円」の考えもあったというが、運営会社に「月10円のシステムはない」と断られたという。

 SNSは若い新規ファンの獲得につながるための手段でもあると認識している中居。だが、「これが僕のいいところなのか、止まっちゃってるところなのか分かんないんですけど、顔をこれ以上広めたいとかないんですね。新しい人が新たに僕に魅力を感じて…みたいな。そういうの、もういい」。これまでついてきてくれたファンを第一に考えたHPリニューアルだった。

 また、予想以上の反響により、HP開設当日や翌日はシステム障害が起きてつながりにくかったことについて「申し訳ない」と謝罪。会員番号については、特別な番号の取り合いでトラブルに発展するのを避けるためコンピューターがランダムに発行しているとし「100番目に入会したから100番じゃなくて。100番目に入った人も(会員番号は)500番だったりとか」と配慮があったことも明かした。

 2週に渡って真面目に丁寧に説明した中居。だが、もちろん、それだけでは終わらなかった。「これ、いつまでできるか。本当に期待しないでいただきたいというか」とHPの今後についてあくまで中居の気分次第だと強調し、HP開設で中居との距離が近くなったと喜ぶファンには「ちょっと重い」「僕、ぐいぐい来る女性がすごい苦手で」「もうちょっと距離を空けてほしい」「すごい皆さん、鼻息荒くなっちゃってるっていうか…」と謎の警戒心を大発動。また、有料サイト開設で事実上のファンクラブ設立と喜ぶファンにも「ファンクラブじゃないんだよな。僕、ライブ、イベント、“なんとかミーティング”やらないです。チケットの特典ないですから、これファンクラブじゃないの」と、どこまで本気なのか、全力で否定する場面も。

 さらに、入会できて「真の中居ヅラになれた」と喜ぶファンにも「勘違いしてんだよな。中居ヅラっていうのは皆さんね、中居くんのことを好きなフリしてる、ツラしてることを中居ヅラって。僕は悪意を持って中居ヅラって言ってんだけども。それをうれしく思っちゃってる」と最大限のアマノジャクを発動。「中居ヅラっていうのはニセモノなんだよ。これ、みんな分かってんのかな。ニセモノの中居好きのことを僕がディスって中居ヅラって言ってるんですよ?あの子たちはホンモノ。中居ヅラはニセモノ。だまされないように!」と照れ隠しから毒を放つ中居に、どこまでもお見通しの“中居ヅラ”たちはネット上で次々と歓喜していた。

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