過ぎるTVでバズった“おしゃれ芸人”長谷兄がファッションショー監修「55歳でランウエー歩くとは」

[ 2022年4月10日 18:16 ]

「HASE2 Collection 2022S/S」でランウェイを闊歩しご機嫌の(左から)池乃めだか、長谷川宏、島田一の介
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 吉本興業の「オシャレ芸人」として知られるお笑いコンビ「ティーアップ」の“長谷兄(にい)”こと長谷川宏(55)が監修する「HASE2 Collection 2022S/S」が10日、クールジャパンパーク大阪WWホール(大阪市中央区)で開催された。

 長谷川は「18でこの世界に入って、55でランウエーを歩くとは夢にも思わなかった。50過ぎのオッサンの服装でこんなにバズるとは。世の中何が起こるか分かりませんね」と感無量の面持ち。吉本新喜劇の大ベテラン・池乃めだか(78)、島田一の介(70)もゲストモデルとしてランウエーを闊歩し、拍手を浴びた。

 ABCテレビ「なるみ・岡村の過ぎるTV」(月曜後11・17)の人気コーナー「長谷コレ」がキッカケで長谷川のオシャレ好きが知れ渡り、昨年はプロデュースするブランド「HASE2」を立ち上げた。普段は、なんばグランド花月の楽屋をオシャレ着に身を包み歩く姿が放送され、テンダラー・浜本広晃(48)がDJを務めて盛り上げる。「あれは盗撮や」と長谷川が笑うように、知らぬ間に始まった企画が、1000人収容の会場でファッションショーを開催するまでに。「お客さんの手拍子もあった。乗せてくれて楽しかった。緊張したけど。もう少し気取って歩いてもよかったかな」と長谷川も満喫したようだ。

 長谷川以上に緊張していたのが島田、めだかのベテラン勢2人。白いキャップに明るいグリーンのパーカー姿で登場した島田は「どんなポーズをとったらいいのか分からんかった。ギャグをして落ち着いた」と苦笑い。若い女性からの声援には味をしめたようで「また、ランウエーを歩きたいね」と再挑戦を宣言した。

 めだかは「カーネギーホールの赤い絨毯の上を子供用の自転車で走った」と過去の仰天エピソードを披露したが、ランウエーを格好つけて歩くのは「1回あったかな」と記憶にないほど。「マジメにやれというのは一番苦手。芝居なら台本に頼れるけど。ただ格好よく歩けっていうのが一番難しいんや」と大照れだった。

 この日は「大人のエエもん」をコンセプトに春・夏用の新作を発表。「今回の売り上げがどうかにかかってます」と評判次第で次回、秋・冬用のショー開催が実現するか決まる。

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