フジ解説委員・風間晋氏 ロシアの核使用、谷原章介の「だんだん現実味」に「プーチン大統領の思うつぼ」

[ 2022年4月1日 13:16 ]

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 フジテレビ報道局解説委員の風間晋氏が1日、同局の情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演し、ロシアの核使用の可能性について言及した。

 番組では、ロシアの元大統領で同国安全保障理事会副議長のメドベージェフ氏が英ガオディアン紙のインタビューで、ロシアが核使用する条件として(1)ロシアが核ミサイル攻撃を受けた時(2)ロシアや同盟国がその他の核攻撃を受けた時(3)重要インフラが攻撃され核抑止部隊がまひした時(4)通常兵器での侵略攻行為で国家の存在が脅かされた時――の4条件を挙げたと伝えた。

 MCの谷原章介が「経済制裁はしなければいけない。でも追い込みすぎちゃいけない。これ難しいですけれども、核兵器の使用は威嚇とかだけではなくて、だんだんと現実味を帯びてきました。いかがでしょう?」と聞くと、風間氏は「それはプーチン大統領の思うつぼっていうか、プーチン大統領のプレーブックに沿った状況になってるんじゃないのかなと思います」とし、「私は基本的には核っていうのは寸止めすることが一番効果を発揮するものだと思っていますし、ボタンを押した途端にゲームオーバーになってしまうというふうに思っていますので、プーチン大統領はさまざまな形で核兵器を見せつけるような、意識させるような行動、発言を繰り返していくってことじゃないのかなって思います」と自身の見解を述べた。

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2022年4月1日のニュース