柳沢慎吾 センバツ大総括 準V近江に興奮「高校野球ファンの胸に新たな歴史が刻まれちゃったね」

[ 2022年4月1日 05:30 ]

センバツについて熱く語った柳沢慎吾
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 芸能界きっての高校野球ファンの俳優柳沢慎吾(60)が31日に決勝が行われた第94回選抜高校野球大会について熱く語った。開幕前日に繰り上げ出場が決まった近江(滋賀)が準優勝というドラマチックな展開に「高校野球ファンの胸に新たな歴史が刻まれちゃったね」と興奮気味だった。

 9回裏、17点差を追う近江の攻撃。1死から右前打で出塁すると、客席から自然と大きな手拍子が起きた。ブラスバンドの生演奏で一段と勢いづく。声援に後押しされるように後続の打者も右前打でつないだ。球場の一体感はテレビ越しでもよく伝わった。

 この時に改めて思ったんだ。応援は凄い力になるって。昨年のセンバツは事前録音の応援曲が使われた分、余計そう感じたかもしれないね。1回戦では、名物ファンのラガーさんが3年ぶりに“定位置”のバックネット裏最前列に帰ってきたことも話題になったし、少しずつコロナ以前の甲子園に戻りつつあるのかな。

 ただ、大阪桐蔭の優勝インタビューで言っていたように、まだ野球ができるのが当たり前の環境ではない。大阪桐蔭と2回戦で戦う予定だった広島商はコロナ陽性者が出て辞退。京都国際も集団感染を理由に開幕前日に辞退した。

 京都国際に代わって急きょ出場した近江が準優勝したのはインパクト十分だったね。これで「近江が甲子園に来れば何かやってくれる」って高校野球ファンの胸に強く刻まれちゃったよ。夏には“忘れ物”を取りに甲子園に戻ってくるんじゃないかな。(俳優)

 《滋賀県出身・西川「胸張って」》滋賀県出身の「T.M.Revolution」こと西川貴教(51)は「どうか胸を張って滋賀県に帰ってきてください。夏の大会も期待しています」と近江の健闘を称えた。同校吹奏楽部が準決勝で自身の代表曲「HOT LIMIT」を演奏し話題を呼んでおり「熱のこもった素晴らしい演奏を本当にありがとうございました」と感謝した。

 《YOASOBIも感動》今大会の入場行進曲に「群青」が起用された男女2人組「YOASOBI」はツイッターで大阪桐蔭の優勝を祝福。同校吹奏楽部と映像作品で共演。「入場行進曲に『群青』を選んでいただいた大会で縁深い高校が優勝という巡り合わせに感動しています」と喜んだ。

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2022年4月1日のニュース