中村逸郎氏 ロシアが核使用した場合の対象は「バルト三国とポーランドのNATO軍の駐屯地とか基地が」

[ 2022年4月1日 13:40 ]

フジテレビ社屋
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 ロシア政治を専門とする筑波学院大・中村逸郎教授が1日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。ロシアの核使用の可能性についてコメントした。

 番組では、ロシアの元大統領で同国安全保障理事会副議長のメドベージェフ氏が英ガオディアン紙のインタビューで、ロシアが核使用する条件として(1)ロシアが核ミサイル攻撃を受けた時(2)ロシアや同盟国がその他の核攻撃を受けた時(3)重要インフラが攻撃され核抑止部隊がまひした時(4)通常兵器での侵略攻行為で国家の存在が脅かされた時--の4条件を挙げたと伝えた。

 MCの谷原章介が「そんなこと絶対に起きてほしくないんですけど、もし仮にそう(デフォルトで国家の存在が脅かされたと)判断をロシアがしたとするならば、攻撃対象はどこになると思いますか?」と聞くと、「今一番緊張が高まっているウクライナ以外ですと、実はバルト三国なんですね。バルト三国とポーランド、この辺りにはNATO軍の駐屯地とか基地がありますので、そこ辺りをロシア軍は狙ってくるんじゃないかというふうに思われる」と自身の見解を述べた。

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2022年4月1日のニュース