純烈・小田井涼平 18年から考えていた“卒業”…妻LiLiCoにも背中押された「パパが決めたなら」

[ 2022年4月1日 21:17 ]

囲み取材を受ける(左から)後上翔太、酒井一圭、年内で脱退を発表した小田井涼平、白川裕二郎(撮影・久冨木 修)        
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 男性歌謡グループ「純烈」の小田井涼平(51)が1日、年内限りでグループを脱退するとファンクラブサイトで報告した。

 この日夜、都内で4人で取材に応じ、小田井は「2018年に紅白歌合戦の初出場が決まった時から、50歳での卒業を考えて事務所にも伝えていた。次の展開を考えた時に、60歳、70歳から何かを新しく始める自信はなかった」と説明。不祥事によるメンバーの脱退や、コロナ下で延期になった公演のチケットを持っているファンがいることを考慮し、脱退の時期を遅らせていた。

 一方で、体力面で厳しくなっていたのも事実。コロナ禍前は年間300本以上のステージをこなしていた。白川裕二郎(45)が「小田井さんはいつも全力。ステージが終わると、あしたのジョーのようになってる。体力の限界だと思った」と言うと、16歳年下の後上翔太(35)も「燃え尽きた姿に刺激をもらってきた」と敬意を持ってその姿を見てきた。小田井は「つらいことも楽しくやらないと楽しくない。結果的に楽しくやれた」と笑顔で話した。

 リーダーの酒井一圭(46)に誘われ、2007年に純烈を結成。スーパー銭湯のアイドルとして地道に活動し、約10年かけてブレークした。酒井は「1人では売れてない俳優で結成して、力を合わせればなんとかなるんじゃないかと思ってやってきた。だから、独り立ちできるチャンスがきたのはめでたいこと」と胸を張った。

 グループでは酒井が父、小田井が母の役目。最年長メンバーとして酒井を支え、メンバーの相談相手にもなってきた。小田井は妻でタレントのLiLiCo(51)にも伝えており「“パパが決めたことなら尊重しますよ”と言ってくれた」と背中を押されたことを明かした。

 大みそかに5年連続の紅白出場となれば、華々しいラストステージとなる。小田井は「とにかく4人で紅白を目指すことが最優先。一生懸命頑張りたい」と力を込めた。

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2022年4月1日のニュース