分科会・小林慶一郎氏 コロナ“インフル並み”5類引き下げ議論に「いいとこ取りをして5類相当に」

[ 2022年4月1日 11:35 ]

フジテレビ社屋
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 政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会メンバーの慶大・小林慶一郎教授(経済学)が1日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。感染症法上で2類以上相当と分類されている新型コロナを、季節性インフルエンザ相当の5類に引き下げる議論について言及した。

 5類相当とした場合、医療・行政機関の負担が減り、社会活動が可能になることなどのメリットが挙げられている一方、デメリットとして、医療費の自己負担(2類は公費負担あり)、自粛要請が制度でできないことなどが挙げられている。

 小林氏は「社会や経済のためには、5類相当に変えていくべきだと思います。何とかいいとこ取りをできるといいと思うんですね。医療費の部分だけは2類相当のように公費で負担をして、そして社会や経済への規制は5類相当のように緩めていくというようなことができると1番いいのではないかなと思います」と自身の考えを述べた。

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