NiziU弟分に求める「3カ条」 オーディションで来日、プロデューサーのJ.Y.Park氏が明かした

[ 2022年3月31日 04:00 ]

オーディションへの思いを明かしたJ.Y.Park氏(C)田中聖太郎
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 NiziUの弟分を探すオーディション「Nizi Project シーズン2」の審査のため来日中の韓国人プロデューサー、J.Y.Park氏(50)が30日、都内で取材に応じ、3つの“選考基準”を明かした。

 NiziUを発掘・育成した20年のサバイバル番組では、厳しくも愛のある言葉でメンバーを激励する姿が、コロナ下のお茶の間で話題に。来日は19年9月以来で「道を歩いていると、声を掛けられるようになりました。ずいぶん有名になったんだなと驚きました」と、2年半前との違いを実感している。

 コロナ禍で開催が約4カ月遅れた今回のオーディションは、今月19日の名古屋を皮切りに、5月5日まで国内外で第1回を開催し、一気に1~3次審査まで押し進める。Park氏は3次選考の審査を担当。通過者を今夏予定の東京合宿に参加させる意向だ。グループの人数やデビュー日など詳細は未定。約1万人の応募があり「オーディションは当日参加も可能です」と呼び掛けた。

 独自の選考基準も明かした。「歌やダンスのテクニックはなくても可能性がある人が好き。実力は不安定でいい」と型破りなタイプが好み。「自分本来の姿を表現できる人がスターだと思っている。だから、いかにナチュラルに自分の感情を表現できるか」と、参加者には「素」で勝負してほしいと訴えた。

 自身は久保田利伸(59)や宇多田ヒカル(39)ら、R&Bやソウルなどで米国に実力を認めさせた日本人を尊敬している。「久保田さんのように、本場の音楽で本場に挑戦しようという気概が大切。その国の言葉や文化も知って長く愛されるアーティストになってほしい」。型破りで、素で表現ができて、世界進出も見据えたダイヤの原石探し。どんなボーイズグループが誕生するか楽しみだ。

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2022年3月31日のニュース