茨城弁でブレークした女性芸人 コロナ禍で「お笑いの仕事なくなり」3足のわらじ 夫はウーバーでバイト

[ 2022年3月16日 10:43 ]

赤プル(2014年撮影)
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 お笑い芸人の赤プル(44)が15日放送のテレビ朝日「まさかのルールはなぜできた!?作画プレゼン!刺さルール」(前0・15)に出演。「防災士」「整理収納アドバイザー」「芸人」の3足のわらじで生活していることを明かした。

 茨城弁と茨城県のあるあるネタで2000年代に大ブレイクした赤プル。身内が災害時に救助対象者になったことから、防災士の資格を取得した。今では防災士として月3本の講演依頼が来るほどで、番組では「内閣官房からオファーをいただいて、全国の防災を勉強したい人向けに話題を提供させていただきます」と「国土強靭化ワークショップ」で30分間、赤いヘルメット、赤いつなぎ姿で講演する姿が紹介された。また、本名「松丘夕子」と記載された資格証も公開された。

 さらに6年前には「整理収納アドバイザー1級」の資格も取得。整理収納の会社に所属し、依頼があると自宅に出向いて片付けをサポートしている。資格をとったのは6年前だが、現場に行き始めたのは2年前で「ちょうどコロナ禍でお笑いの仕事がなくなって。年間多い時200件来てたんですけど、この2年で300件来てますね」。報酬は1時間で「だいたい5000円から6000円」で。月に10日は整理収納アドバイザーの仕事をしているという。

 当初はピン芸人だったが、2014年に夫の松丘慎吾さんと漫才コンビ「チャイム」を結成。しかし、コンビの仕事は月3回のみで、夫はウーバーイーツで配達のアルバイトをしている。「旦那が、私が風邪ひいた時に一生懸命看病してくれたので『ありがとう』って言った時に、『この家はお前の稼ぎにかかってるんだ』って言われたことがあって。あれは本心だったのかなあって」と苦笑。現在の給料の配分として「整理収納アドバイザー6、防災士3、お笑い芸人1」と語った。

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2022年3月16日のニュース