FM新潟パーソナリティー・酒井春奈 背中トレで背筋ビシッ、フォームが重要「シーテッドローイング」

[ 2022年3月16日 05:30 ]

手は軽く伸ばしてチューブが張るようにします
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 ようやく少し暖かくなってきて、いろんなスポーツが本格化してきましたね。酒井春奈です。体動かしてますか?

 今回は「シーテッドローイング」という背中のトレーニングをご紹介します。まず足を伸ばして床に座り、足の裏にゴムチューブを引っ掛け、手は軽く伸ばしてチューブが張るようにします。そして肩甲骨を寄せながら肘を後ろに引いて、胸を斜め上に向けます。これを繰り返しますが、引く時に肘が開いて体から離れないように注意しましょう。手のひらを上に向けて、両手の親指と人さし指を離し、小指に力を入れて引くと、しっかり背筋に効かせることができますよ。

 実は背中のトレーニングって凄く難しいんです。チューブを引く時に肩甲骨を寄せられず、首の付け根の部分の力を抜くということができない人が多い。首の付け根の部分に力が入ると僧帽筋の上部に効いてしまい、背筋だけに効かせることができません。凄くフォームが重要な種目なので、鏡の前でノースリーブを着るなどして、首の根元が見える状態でやるのがいいと思います。10回2セットぐらいでゆっくり丁寧にやってみましょう。背中を鍛えると猫背が直り、姿勢が良くなりますよ。

 3月は年度末で何かと忙しい時期。トレーニングができない日もあると思います。そういう時にできなかったことをネガティブに捉えて、休んでしまったことに考えを割くのはもったいない。そんな時は、寝ても体重は落ちるし早く寝ちゃおう、と私は考えます。もちろんジムに行けるのに行かないのは別ですけど、忙しかったり、ヘトヘトの状態で行っても大したことはできませんから。それだったら休息に充てた方がいい。そんなふうに考えるようにしています。(FM新潟パーソナリティー)

 ◇酒井 春奈(さかい・はるな)1988年(昭63)1月5日生まれ、新潟市出身の34歳。ラジオパーソナリティーだけでなく、言語聴覚士や心理カウンセラーとしての顔を持つほか、新潟市内のジムでパーソナルトレーナーとしても活動中。FM新潟では毎週水曜日午後1時30分から「active sports life」がテーマの「PLAYER’S」などを担当。昨年12月にはサマー・スタイル・アワードのビキニモデル部門日本大会5位、ノービスで優勝した。

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