加藤貴子 実母が死去「未だ信じがたく」 病院駆けつけた長男「お医者さんに止められるまで呼び掛けて…」

[ 2022年3月16日 13:36 ]

加藤貴子
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 女優の加藤貴子(51)が16日までに自身のブログを更新。母が死去したことを明かした。

 「ありがとう バアバ」と題し、「私事ですが、皆さんにご報告があります。このブログにも何度か『ヨッキュン』という愛称で登場していた私の母が、先日他界しました」と明かした。

 昨年4月からは「母と私たち夫婦と息子2人に義母も加わり、入院している義父を除けば、平均年齢69歳!!というおっかなびっくりの共同生活」と同居していたといい「特にルールも定めずに、お互いの思いやりから譲り合ったり助け合ったりすることとして、みんなでワイワイ暮らしていました。これから孫たちと一緒にまだまだ年を重ねて、おおいに成長を見守ってもらおう!と思っていた矢先の出来事だったので、本当に残念です」と沈痛の思いをつづった。

 「『ねえ、レイコさん、陽気がよくなって桜が咲いたら はとバスに乗って東京巡りをしましょうよ!』東京に住んでいながらも、自営のお寿司屋さんが忙しくて、これまで殆んど観光なんてしたことのない義母と一緒に『はとバスツアー』の計画をたてて、新しい服もいっぱい買って、春が訪れるのを楽しみにしていた母ヨッキュンが、桜を見ることなく突然旅立ってしまい、私たち家族も未だに信じがたく、まだぼんやりしてしまっています」と受け止めきれない様子。

 「お互い譲れずにしょっちゅう言い合ったりケンカしたりしていた時期もありましたが、私も親になり、多少なりとも母の気持ちに寄り添うことが出来るようになって(なったかな?)、近頃では私の生きた育児書のように、いろんな相談にのってもらったり助けてもらっていました。ふり返れば、80歳過ぎて東京に出てくる決断をしてくれたのは、一緒に暮らすことで、私の安心できる拠り所として最期まで見守ってくれていたんだろうな~、と、感謝の気持ちでいっぱいです」と感謝した。

 「私の息子たち2人にとっても、ヨッキュンは安全で安心できる避難所でした。私に怒られて、何処に行っちゃたんだろう?と探すと、必ずヨッキュンの部屋に一緒にいました。ちょっぴり悪いことやイタズラも一緒にやって、一緒に叱られてくれる朗らかなバアバが子どもたちは大好きでした。長男のサクは、母が病と闘う病院に駆けつけ、お医者さんに止められるまで、必死にバアバに呼び掛けてました。最期まで、生きるということ、死んでしまうということを、子どもたちに教えてくれた母に感謝しています」とつづった。

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2022年3月16日のニュース