中村逸郎教授 ウクライナ・ゼレンスキー大統領の演説に私見「自信を持ちだしたかなという感じ」

[ 2022年3月16日 08:47 ]

フジテレビ社屋
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 ロシア政治が専門の国際政治学者で、筑波大教授の中村逸郎氏が16日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。ウクライナのゼレンスキー大統領が15日に、英国や北欧、バルト諸国などの首脳に向けてビデオ演説を行ったことに言及した。

 ゼレンスキー大統領は、北大西洋条約機構(NATO)への加盟は「できないと認識した。この現実を受け入れなければならない。国民はこの現実と、友好国と自分たちだけを(国防の)頼りにしなければいけないと理解し始めている」と述べたうえで、欧米に対して一層の武器供与を求め、ウクライナへのさらなる軍事支援を呼び掛けた。

 中村氏は「結構、ゼレンスキー大統領、自信を持ちだしたかなという感じですね。ロシアからがんがん攻撃を受けているわけですけれども、ある意味でNATOからそんなに支援を受けなくても持ちこたえるぞというような意味合い、自信というものが伝わってきます」と自身の見解を述べた。

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