桂宮治 劇団員時代の借金生活「消費者金融に2、300万円借金があった」

[ 2022年3月6日 22:59 ]

桂宮治
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 日本テレビ「笑点」の大喜利新メンバーで落語家・桂宮治(45)が6日放送の日本テレビ「おしゃれクリップ」(日曜後10・00)に出演。お金に苦労した時期を振り返り、「消費者金融に2、300万円借金があった」と明かした。

 高校卒業後、役者に憧れ劇団員になった。「舞台の上にあがってなにかをするっていうのにすごく憧れていて」と語り、「その世界に高校卒業して飛び込んだんですけど、驚くくらい才能がないのが自分で分かるんですよ。借金だけが…」と漏らした。小劇場での公演に加え、「チケットノルマとかも当時いっぱいあった」という。 役者として芽が出なかったころは「本当に借金まみれで。消費者金融に2、300万円借金があった」と告白。そのころ、とある先輩から「向いてそう」と実演販売をすすめられた。「それが天職だったのか、めちゃくちゃ上手くいきまして」。働いて借金を返済したそうだ。

 セールスマン時代の同僚には、ナレーターとして活躍する山崎岳彦氏いる。VTR出演した山崎氏は、「最後は僕も宮治くんも日給3万5000円までもらえるようになった。彼はとにかくずっと笑わせているんですよ、お客さんを。汗をかいて、汗のことを『豚骨スープ』なんて言って」と懐かしそう。宮治の現在の活躍に触れ、「めったくそ(自分が周囲に)自慢していますね。仕事で知り合った全然関係ないスタッフの人に自慢しています」と、感慨深げに話した。

  これを受けた宮治は、瞳を潤ませ「なんで泣いているんですか」と自らにツッコミ。「(山崎氏は)売り上げを競うライバルだったんですけど、一番ウマがあうというか。なんでも話し合えるヤツだったので」と過去に思いを馳せた。メディアの世界で“共演”したこともあったとし、「とある番組で僕が落語をやって、あいつがナレーションをやるというのがあって。その時は、やってきてよかったって思って」と感激の面持ちを浮かべ、何度もうなずいていた。

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2022年3月6日のニュース