高市早苗氏「日本が自分の国を自分で守り抜くという本気度を見せるしかない」 もし総理なら…の質問受け

[ 2022年3月6日 18:19 ]

自民党の高市早苗政調会長
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 自民党の高市早苗政調会長(60)が6日、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」(日曜前7・30)に出演し、ロシアのウクライナ侵攻についてコメントした。

 欧米諸国の武器供与を含めたウクライナへの支援に触れ、「本気で戦う気持ちのない国に対して世界各国は応援しない。こういうのは日本にとっても教訓です」と話した高市氏。番組コメンテーターを務める元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(52)は「これから総理になる可能性が一番高い方」と高市氏を評し、「総理になれば戦闘員の最高指揮官になる」としてウクライナにおける戦争の“出口”について質問。「ウクライナの戦闘はどこを目標にして戦うんですか?ロシアを倒すまでやるのか、追い払うまでなのか。僕は(非戦闘員を)逃がすっていうところの時間稼ぎもあると思うし、国際社会からの圧力が効いてそれでロシアが打開する、民衆蜂起や軍事クーデターが起きる予測のもとに、そこまで頑張れって言うのか。最高指揮官だったら戦闘員にどこをゴールにして戦わせますか?」と問いかけた。

 「戦闘員に対しては、国土、領土、領海、領空、国民を守り抜く。国家の主権も失われてしまうわけですから、それをしなければ…これは申し訳ないですけど最後まで戦っていただくことになると思います」と答えた高市氏に、橋下氏はさらに「最後までですか?ロシアを倒すまでは状況を見ても最後の最後まで全員に戦わせる?」と重ねて質問。高市氏は「日本が本気にならないと国際社会の協力を得られません。今回のように、NATO以外の国からも武器供与がくるというような事態は招くことができませんので。まず日本が自分の国を自分で守り抜くという本気度を見せるしかない」と持論を述べた。

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2022年3月6日のニュース