コロナ感染の井上芳雄　主演舞台稽古で仕事復帰　初日延期で謝罪も「新たなやる気に満ちています」

井上芳雄
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　新型コロナウイルスに感染し、療養を続けていた俳優の井上芳雄（42）が6日から仕事復帰することを、同日、所属事務所が公式サイトで発表した。

　事務所は「弊社所属アーティストの井上芳雄が新型コロナウイルス感染により療養しておりましたが、本日シス・カンパニー公演『奇蹟 miracle one-way ticket』の稽古より、活動を再開させていただきます。今後とも変わらぬご声援のほど、何卒よろしくお願い申し上げます」とした。

　井上もコメントを発表。「今日から『奇蹟』の稽古場に復帰します」としたうえで「僕の感染に伴って初日が延期になり、多くの皆様にご心配とご迷惑をお掛けしてしまいました」と謝罪。「現在体調は良好で、新たなやる気に満ちていますが、体力の回復を見つつ、カンパニーの皆さんのお力をお借りしながら改めて初日を目指します」と前を向き、「たくさんの励ましのメッセージ、本当にありがとうございました。まだまだ安心できない状況は続いています。とにかく皆様の健康が守られますように。そして、劇場でお会いできますように」と呼びかけた。

　井上の感染は2月26日に所属事務所が発表。発熱症状があり、PCR検査を受けた結果、陽性と診断され、保健所の指示に従い、療養した。感染を受け、12日に開幕予定だった主演舞台「奇蹟　miracle　one―way　ticket」（東京・世田谷パブリックシアター）の初日は18日に延期。12～17日の6公演は中止となった。