ベラルーシと日本のハーフ 白本彩奈、現状への率直な思い「ロシアとまとめて考えられている印象…悲しい」

[ 2022年3月6日 12:03 ]

フジテレビ社屋
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 女優でモデルの白本彩奈(19)が6日、“ワイドナティーン”としてフジテレビ「ワイドナショー」(日曜前10・00)に出演。ベラルーシ人のハーフとして、ロシアのウクライナ侵攻への思いを明かした。

 白本はベラルーシ人の母と日本人の父のハーフ。ベラルーシはロシアの軍事侵攻に協力したとして、ロシアとともに経済制裁などの対象となっている。

 ベラルーシの血を引く人間として、白本は「軍事と民間人との間にもすごくギャップがあると思っていて、ベラルーシって世界的に見て、マイナーな国なので、軍事がロシアを一緒に動いていると、民間人もそれに加勢していて、みんながロシアを支援しているというふうに捉えられがちだと思うんですけど、ベラルーシの国民でも、元ソ連でありながらもベラルーシの国民としての意志が一人ひとりあって、ロシアとまとめて考えられてしまっている印象があるので、それがすごく悲しい」と素直な思いを吐露した。

 さらに「ロシアンヘイトじゃないですけど、これから起こるかもしれない。私の予想では、そこにベラルーシも紛れてくるのではないかと、それはベラルーシの国民としてではなく、ロシアに加勢している小さな国としてまとめられてしまうのが私はすごく恐ろしい」とし、「ベラルーシのハーフとして、これから何か発信できることだったり(する機会が)あればいいなと身近に感じています」とコメントした。

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2022年3月6日のニュース