舛添要一氏 プーチン大統領の重病説に懐疑的「顔を見ただけで変だとか…話にならない」

[ 2022年3月6日 14:58 ]

舛添要一氏
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 前東京都知事で国際政治学者の舛添要一氏(73)が6日、ABEMA「ABEMA的ニュースショー」(日曜正午)にリモートで生出演し、ウクライナへ軍事侵攻したロシアのプーチン大統領の重病説について私見を語った。

 プーチン大統領については、以前からパーキンソン病など健康不安を指摘する報道も。今回も、軍事侵攻を強硬に押し進める陰に重病説を指摘する報道がある。

 番組では、ネット社会ならではの技術を駆使したフェイクニュースなどについてトークした。その上で、MCの千原ジュニアから「プーチン大統領の病気説が西側から発信されたとありますけど、これはどうなんでしょう?」と問われた舛添氏は、「合成技術とは違ったレベルでまったく根拠の分からない(報道)」と首をかしげた。「つまりお医者さんが診察して血圧計って、血液調べてどうだというのならいいけど、顔を見ただけで変だとか…。そういうことを言っても話にならない」とし、「そういう説を流すことはアメリカ側に有利なのかも含めて、とにかくどこから来る情報もやっぱり、いっぺんは疑ってみないといけないですね」と、情報元との利害関係を精査する必要性を指摘。「私自身が知っている限り、プーチンさんの顔を見て、病気だとは今は思いません」と、自身の見解も付け加えた。

 一方、元日本テレビ記者でフリージャーナリストの青山和弘氏は「そこ(プーチン大統領の健康状態)の真偽が、核戦争に至るのかどうかの瀬戸際の中で、相手がまともじゃなかったらそれは怖い状況じゃないですか?」と懸念。「日本政府も神経をとがらせていることは間違いないですね。単なる、『そんなことないよ』という軽い情報ではないのは事実なんですよね」と話した。

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2022年3月6日のニュース