古市憲寿氏 文通費100万円問題に「我々は領収書などで経費精算 国会議員だけしなくていいのは不平等」

[ 2021年11月18日 09:30 ]

フジテレビ社屋
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 社会学者の古市憲寿氏(36)が18日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。10月31日投開票の衆院選で初当選した新人議員に10月分の「文書通信交通滞在費」100万円が満額支給されたことに言及した。

 自民党の高木毅国対委員長は18日午前、この文通費の問題で立憲民主党の安住淳国対委員長と国会内で会談する。国民の理解を得るため日割り支給にする法改正が必要との認識を共有しており、12月召集予定の臨時国会に向けた対応を議論する見通しになっている。文通費を巡っては17日、自民、公明両党が臨時国会で日割り支給に変更する法改正を目指す考えで一致。立民も日割り支給に加え、国庫返納を可能にする法整備を急ぐ方針を決めた。自民と維新などは、衆院選で当選した新人と元職から100万円を拠出させ、寄付する方針も決めている。

 古市氏は「100万円って本来、国会議員からしたらみみっちい話じゃないですか。なんだけれども、たしかに不平等って感じは当然ですよね」と言い、「だって我々みんな経費精算って領収書などで経費精算している。そういうことをする中で、議員だけはしなくていいというのは特権に見えてしかるべきだと思う」と自身の考えを述べた。

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2021年11月18日のニュース