注目の14歳・田代輝「CUBE…」で高い演技力、憧れは菅田将暉「カメレオン俳優に」

[ 2021年11月18日 05:30 ]

カメラに向かって笑顔でVサインする田代輝(撮影・沢田 明徳)
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 若手俳優の田代輝(ひかる、14)が映画「CUBE 一度入ったら、最後」(監督清水康彦)での演技力の高さで注目を集めている。突然謎の立方体に閉じ込められた人々を描く密室スリラー作品で、主演の菅田将暉(28)や杏(35)、岡田将生(32)らとともにメインキャストを務めた。0歳から芸能活動を始めたが、ここまでの大役は初めて。「本当にこの役を全うできるかなと緊張感があった」と話した。

 それでも撮影現場に立てば、心を閉ざす中学生を見事に演じきった。「役の心情をページが埋まるほど台本に書き込んで取り組んだ」という演技に観客からは「見入ってしまった」との声が上がる。憧れの俳優は菅田。「僕も将来はいろんな役を上手にできるカメレオン俳優になりたいです」と力強く目標を語った。

 ◇田代 輝(たしろ・ひかる)2007年(平19)11月17日生まれ、東京都出身の14歳。主な出演作にTBS「ノーサイド・ゲーム」、日本テレビ「FAKE MOTION ―卓球の王将―」。特技はゲーム、趣味はイラストを描くこと。

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