布袋寅泰、紅白初出場へ 過去2回はゲスト出演

[ 2021年11月18日 05:32 ]

布袋寅泰
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 世界的ギタリストで歌手の布袋寅泰(59)が大みそかの「第72回NHK紅白歌合戦」(後7・30)に初出場することが17日、分かった。

 紅白にはこれまで、06年に妻で歌手の今井美樹(58)、18年に演歌歌手の石川さゆり(63)のサポートギタリストとして2回ゲスト出演したが、白組歌手として出場するのは初めて。

 今夏の東京パラリンピック開会式での演奏が国内外で高く評価された上、伝説のロックバンド「BOOWY」でのデビューから40周年という節目も重なって「オファーできる絶好のタイミングになった」(NHK関係者)という。

 東京パラの開会式では光るデコトラに乗って、自作した米映画「キル・ビル」のテーマソングなどを演奏。全盲の田川ヒロアキ、手足にまひがある川崎昭仁の2人のギタリストらとコラボレーションして熱い演奏を繰り広げた。東京五輪も含め「オリパラの式典でSNSが最も盛り上がったのが布袋さんの登場シーン」(関係者)ともいわれるだけに、今年の紅白の目玉となりそうだ。

 布袋は今年1月、東京・日本武道館から無観客配信したデビュー40周年記念ライブで、BOOWY、吉川晃司(56)とのCOMPLEX時代に加え、自身のソロナンバーを網羅して披露した。無観客開催に切り替える際には「この選択は諦めではなく、苦難を乗り越えるためのステップだと考えます」と思いを明かしていた。愛用の幾何学模様のギターをかき鳴らし、どんな熱いステージを見せてくれるのか注目される。

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