ジミー大西 画家として5年ぶり新作披露、描き始めたきっかけはさんまの金言

[ 2020年7月9日 17:07 ]

「イオン×よしもと みんなで#マイバッグ キャンペーン」の合同取材会で「5年ぶり新作」を披露したジミー大西
Photo By スポニチ

 タレントで画家のジミー大西(56)が9日、東京・新宿区の吉本興業東京本部で「イオン×よしもと みんなで#マイバッグ キャンペーン」の合同取材会に臨んだ。

 スーパーやコンビニなどでプラスチック製レジ袋が今月から有料化されたのに伴い、リサイクル原料を使ったマイバックをデザイン。絵を描いたのは5年ぶりで、先輩芸人の明石家さんま(65)に「オマエこのごろ、絵、描かへんな」と指摘されたことがきっかけだった。

 しばらく描かなかった理由について、焼き鳥店でアルバイトの張り紙に「時給1200円」とあったので、「自分の売れた絵」を時給に換算してみたら「380円やった」。それを伝えると、さんまから「笑いとか人を楽しませるのに時給なんか関係ないやろ。お笑いもそうやし、絵もそうやから時給なんて考えたらあかん」と言い聞かされたという。

 ジミーは、同じタイミングで昨年12月に「この(マイバッグの)仕事が舞い込んできて。これをきっかけに絵を描き始めよう」と再び筆をとった。「朝の光」のタイトルで、約2カ月半で製作。47色を使って「バスとか電車とかで忘れ物しないように派手に描かせてもらいました」と笑顔。1点300円で、全国のイオンなど約3000店舗で14日から販売される。

 さんまとは、新型コロナウイルスの感染が拡大し始めた3月にも対面。外出自粛中で「今日はメシ連れて行かれへんから、これでご飯食べて」と気前よく現金を手渡してくれた。吉本興業でもお笑いライブなどが自粛となり、「芸人さんとかタレントさんとかがね、どうしようとかという時にオマエは絵があって良かったな」と背中を押してくれたという。

 コロナ禍が収束すれば「個展もやりたいな思います。機会があれば」と意欲的。ちなみに、さんまからもらった金額についてジミーは「天ぷらうどん50杯ぐらい」と明かした。

続きを表示

この記事のフォト

2020年7月9日のニュース