藤井七段 地元瀬戸市も熱視線 PVにファン続々 “願掛け”カツサンド販売も

[ 2020年7月9日 14:19 ]

瀬戸蔵つばきホール内で行われている市主催のパブリックビューイングの様子
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 東京都千代田区の都市センターホテルで9日午前9時に始まった将棋の第91期棋聖戦5番勝負第3局で、渡辺明棋聖(36)に挑む藤井聡太七段(17)の地元瀬戸市は、初タイトル獲得がかかる大一番の対局に熱視線を送っている。

 観光拠点施設「瀬戸蔵」内にある瀬戸蔵つばきホール内で行われている市主催のパブリックビューイング(PV)には午後1時の段階で既に約40人が来場。市の担当者も「来場者数の予想が難しかったが、終局に向けてさらに人が集まって盛り上がると思います」と笑顔。会場では新型コロナウイルス感染防止で前後左右間隔を空けて座るようにし、収容人員を大幅に削減。入場時には検温も実施されている。

 また、これまでも対局のたびに応援イベントを開催していた「せと銀座通り商店街」もファンや周辺住民で盛況だ。猫カフェ「にゃーにゃーにゃー」では3連勝での初タイトルの願掛けで「ソーダ&かつサンド(聡太 勝つ、3度=税込み550円)」を販売。代表の佐藤暢晃さん(49)は「プロになるまでが藤井七段の第1章だった。今日初タイトルを取れば第2章が終わって、“名人”になるまでの第3章が始まる。ぜひ今日ストレート勝ちで、最年少タイトル奪取してほしい」と期待を込めた。

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