加藤茶 「ヒゲダンス」の誕生秘話語る、発案は志村さんから「無言で音楽だけでできないかな」

[ 2020年5月25日 22:25 ]

加藤茶の記念パーティー「芸能生活50周年の宴」で「加トちゃんペッ!」のポーズをとる志村けん(右)と加藤茶(2011年撮影)
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 タレント、加藤茶(77)が25日放送の日本テレビ「人生が変わる1分間の深イイ話」(月曜後9・00)にVTR出演し、新型コロナウイルスによる肺炎で3月29日に亡くなった志村けんさん(享年70)についての秘話を語った。

 番組は妻でタレントの加藤綾菜(32)とともに暮らす自宅でのステイホーム生活に密着。綾菜から「ちーたん」と普段の呼び名で呼ばれ「なるべくちーたんって呼ばないでくれ」と恥ずかしそうな加藤。日課は犬の散歩だったが自粛中で、一日のほとんどをソファーの上で過ごしているそうだ。

 「ドリフ大爆笑」の再放送も見ていると明かしたことから、話題はドリフの同僚・志村さんへ。加藤は3年前、志村さんとコントの打ち合わせをした。同席していた綾菜は「あそこ志村出てきたら俺これな、いつものあれだから。それで通じるくらい」と振り返ると、加藤は「志村と俺は気心が知れているんで、俺がどんなにボケても必ずツッコんでくる」と語った。

 ザ・ドリフターズの付き人から、メンバーに昇格した志村さんについて、「ボーヤ(付き人)からドリフに加入した時に(志村さんが)悩みだして。元々ボーヤだったから志村なりに気を使う」と回想。そんな姿を見た加藤は飲みに誘ったといい、「気を使うのをやめなさい。もうメンバーになんだから自分を押し通さなきゃダメだよ」と、助言したという。

 「8時だョ!全員集合」ではタキシード姿でひげをつけ、手のひらを下に向けながら両腕を上下に動かして踊る「ヒゲダンス」を披露し、大人気に。「ヒゲをつけて、無言で音楽だけでコントできないかな、それやりたいんだけど」と、志村さんから提案されたと告白し、「努力家だね、すごい努力家。志村は自分でキチッ考えたものをやらないと気がすまない」と評していた。

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2020年5月25日のニュース