海老蔵“團十郎襲名披露興行”延期「忍耐強く、新型コロナウイルスに立ち向かう」

[ 2020年4月8日 05:30 ]

歌舞伎俳優の市川海老蔵
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 歌舞伎俳優の市川海老蔵(42)が東京・歌舞伎座で5~7月に予定していた「十三代目市川團十郎白猿」の襲名披露興行の延期が7日、決定した。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う非常事態宣言を受け、松竹が発表した。延期公演の日程や、11月からの地方巡業の開催時期については未定という。

 海老蔵は昨年1月に歌舞伎界の大名跡である十三代目市川團十郎白猿襲名を発表。2013年に亡くなった父親が十二代目を名乗っており、7年ぶりの大名跡の復活は海老蔵にとっても、歌舞伎界全体にとっても悲願だった。

 6月には長男の堀越勸玄(かんげん、7)が襲名する「八代目市川新之助」のお披露目も予定。明治以降史上最年少で「外郎売(ういろううり)」の主演を務めることで注目を集めていた。また7月には長女の市川ぼたん(8)が女性としては極めて異例となる歌舞伎座出演が決定しており、歌舞伎界にとっては近年で最も話題を集める興行となる見通しだった。

 襲名披露後には東京五輪の開催が予定されていたことから、関係者は「国内外から人が集まる五輪とともに、新時代の歌舞伎全体の人気を押し広げる起爆剤になってほしい」とこぞって期待を口にしていた。実際に海老蔵が東京五輪の開会式に出場するプランも水面下で進んでいた。

 海老蔵もこの日、自身のブログを更新。「この先、感染がさらに拡大し日本の医療が崩壊するようなことが起こっては絶対にいけない。そのために私たちひとりひとりが自制し、忍耐強く、新型コロナウイルスに立ち向かうしかないと思っています」と注意を喚起。「近い将来、劇場でお会いすることを願っています」と呼びかけた。

 《歌舞伎で襲名延期は福助以来》歌舞伎界で襲名披露興行が延期となったのは、2014年に予定されていた中村福助(59)の「七代目中村歌右衛門」、中村児太郎(26)の「十代目中村福助」の親子同時襲名以来となる。福助が13年11月に脳内出血を発症し、療養生活に入った。18年9月に4年10カ月ぶりに舞台復帰を果たしたが、現在も襲名興行の予定は保留となっている。

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