高畑充希「さすがですよ」 大役抜擢は“あの人”のツルの一声

[ 2020年4月4日 12:39 ]

高畑充希
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 女優・高畑充希(28)が4日放送のTBS系「サワコの朝」(土曜7・30)に出演し、代表作のミュージカル「ピーター・パン」に抜てきされた意外な裏話を明かした。

 高畑は07年から6年間、主人公ピーター・パンを演じ、演技派女優の礎を築いた。出演のきっかけは、高畑が本格デビューした舞台で、親子役で共演した榊原郁恵(60)から出演を勧められたことだったという。「郁恵さんから『充希、ピーター・パンが合うと思うんだよね。やってみたら?』って言ってくれて」。しかも、大きな舞台ながらオーディションなしで決まったといい、「郁恵さんの一言で(決まった)。さすがですよ、初代は。ツルの一声で。それでピーター・パンになって、そこから6年やりました」と、初代ピーター・パンを演じた榊原の発言力に驚いていた。

 大阪で育った幼少時代の意外な素顔も明かした。「一人っこなんです。一人遊びばかりしていて、協調性も最近やっと出てきた気がします(笑い)。『協調性がない』って毎回、通知表に書かれていた小学生でした」。家族の共通の趣味が舞台鑑賞で、最初に持った将来の夢が舞台女優になることだったという。「中学1年の時はオーディションをいっぱい受けて落ちまくり…。その当時、ビックリするほどメンタルが強くて。あんまり考えてなかったというか、『なれるっしょ。行っちゃえ行っちゃえ』みたいな」と強心臓ぶりを明かした。

 一方で、実は今でもカメラが苦手だという。「映像(作品に)来た時、映像が怖いと思った。(ドラマも映画も)どっちも怖くて、カメラを向けられているのが怖いんです。間違えたらやり直しになるじゃないですか。舞台はならないから好きなんですよ。『間違えてもいいか』みたいな(笑い)」。

 海外旅行が好きで、オフには米ブロードウェーでミュージカル三昧の日々を送ることもあるという。「昼、夜、昼、夜とか(舞台を見る)。ファンなので。極論、出るより見る方が好き(笑い)」。MCのエッセイスト阿川佐和子(60)からブロードウェーに進出について聞かれると、「ニューヨークには住めないなって思ったんです。たまに行くとすごく楽しいんですけど、とっても激しい街じゃないですか。ご飯も大味じゃないですか。私、ご飯が好きなので…」と消極的な回答。一方、ロンドンは肌に合うようで、「(英演劇界の中心都市)ウエストエンドには立ってみたい。今、頑張って英語を勉強中です」と大目標を口にした。

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2020年4月4日のニュース