コロンビアがメキシコに延長の末5-4と競り勝つ ウリアス4回までパーフェクトも、5回に無念の3失点

[ 2023年3月12日 09:55 ]

メキシコ代表のフリオ・ウリアス(AP)
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 ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でコロンビアが11日(日本時間12日)、メキシコに延長の末5-4と競り勝った。シーソーゲームに2万8000人のファンが熱狂的な声援を送った。

 試合はメジャーを代表するメキシコ代表左腕フリオ・ウリアスが4回まで一人も走者を出さない好投。しかし5回につかまった。連続二塁打で失点の後、6番一塁のレイナルド・ロドリゲス(36)が93・4マイルの内角直球を高く打ち上げ、レフトのポール際に落ちる2点本塁打。その裏メキシコも2死1塁からランディ・アロザレーナが94・3マイルの内角直球を左越えにライナーで運ぶ2点本塁打で追いついた。7回コロンビアの1死2塁のチャンスに再びロドリゲスが強烈なピッチャー返し、足に当たった打球が右前に転がり、再びリード。その裏メキシコも2死1・3塁のチャンスにアレックス・バードゥーゴの中前適時打で追いついた。両者譲らず延長に。10回2死1・3塁のチャンスに8番グスタボ・カンペロは内角球に完全に詰まらされたが、打球にスピンがかかりバウンドが変わったことで、ルイス・ウリアス遊撃手が処理できず決勝点となった。3番三塁で先発のコロンビアのジョバンニ・ウルシェラは4打数無安打と快音は聞かれなかったが、2回に三塁線の強いゴロを処理し一塁へ華麗なジャンピングスロー、スタンドを沸かせている。

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2023年3月12日のニュース