侍・大勢 初登板で1回無失点1奪三振 同学年の湯浅と「待望のリレーがWBCでできた」

[ 2023年3月12日 23:31 ]

WBC1次ラウンドB組   日本7―1オーストラリア ( 2023年3月12日    東京D )

<オーストラリア・日本>7回、代打・キャンベルを見逃し三振に仕留めガッツポーズを見せる大勢(撮影・会津 智海)
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 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンドB組は12日、東京ドームで2試合が行われ、日本は7―1でオーストラリアに勝利して4連勝を飾り1位通過を決めた。7回に今大会初登板となった大勢投手(23=巨人)は1回を無失点に抑えた。

 待望のマウンドだった。今大会初登板となった大勢は先頭打者にいきなり右前打を許したものの、次打者をフォークで投ゴロ。落ち着いて打球を処理して見事併殺打に仕留めた。そして3人目は内角低めの154キロの真っすぐで見逃し三振を奪った。

 試合後のインタビューでは8回に登板した同学年の湯浅よりも先に登板となったことに「僕が後ろで投げるのをイメージしてた。まさか湯浅よりも先に投げるとは思っていなかった。びっくり」と振り返った。

 それでも「待望のリレーがWBCでできた」と同学年リレーを喜んだ。湯浅とは仲も良いようで「寂しがり屋。ご飯ずっと誘ってくる。先に行ったら怒るんで。ご飯行くときは連絡して行くようにしてます」と笑った。

 全勝で1次ラウンドを首位通過。ここから一発勝負となる準々決勝へ「このチームでできるのも残り少なくなってきた。一日でも長くみなさんと野球できるように、自分の全力をしっかりとぶつけられたら。そのためにしっかりと準備したい」と意気込みを語った。

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2023年3月12日のニュース