【WBC】キューバが準々決勝進出へ大前進 先発レイバが不正投球疑われるも完封リレー

[ 2023年3月12日 16:31 ]

WBC1次ラウンドA組   キューバ7―1台湾 ( 2023年3月12日    台湾・台中 )

キューバ、台湾、オランダの旗を掲げるファン(AP)
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 A組のキューバが2連敗からの2連勝で失点率による準々決勝進出を濃厚にした。

 開催地・台湾の大応援団が詰めかける完全アウェーの中、初回2死一、二塁で元ソフトバンクのアルフレド・デスパイネ外野手が右中間へ先制の2点二塁打を放った。

 さらにエリスベル・アルエバルエナ内野手の中越え2ランで勢いを付けると、2回にはホワイトソックスの正三塁手、ヨアン・モンカダ内野手の右越えソロなどで2点を追加し、台湾を突き放した。

 先発のエリク・レイバ投手が3回開始前に不正投球を疑われ、審判団にチェックを受けた。グラブ、帽子、ポケットなど異物がないか確認されたが、問題なく試合は再開。ところが1死を取った直後にレイバが右手に異変を訴えて降板。このアクシデントを継投でしのいだ。

 8回はソフトバンクのリバン・モイネロを投入。9回に1点を失ったが、1次ラウンド突破に重要となる失点率を大きく下げた。

 連敗スタートの崖っぷちから2勝2敗としたキューバは、オランダがイタリアに勝てば失点率で2位通過が確定する。

 イタリアが勝利した場合は失点率でキューバに1位通過の可能性も出てくる。

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2023年3月12日のニュース