大谷翔平 「しっかり振り抜けて良かった」 確信歩き「自分の看板」直撃、140メートル特大先制3ラン

[ 2023年3月12日 19:34 ]

WBC1次ラウンドB組   日本―オーストラリア ( 2023年3月12日    東京D )

WBC1次R<オーストラリア・日本>初回、先制3ランを放ちペッパーミルポーズで生還する大谷(撮影・光山 貴大)
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 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)は12日、1次ラウンドB組が東京ドームで2試合が行われ、ナイターで日本は第4戦となるオーストラリア戦に臨んだ。大谷翔平投手(28=エンゼルス)は「3番・DH」で先発出場。初回の第1打席でWBC1号となる右中間への先制3ランを放った。

 オーストラリアの先発左腕・シェリフが投じた2球目のカーブをとらえると、打った瞬間、本塁打を確信した様子。打球は右中間上方にある、自らが出演する「Salesforce」の看板に直撃した。開幕16打席目で待望の1発となった。打球角度は27度、打球速度173キロ、推定140メートルの特大弾。大谷は「序盤にチャンスが回ってきて、少し低めの球だったのですけどしっかり振り抜けて良かったです」と喜んだ。

 WBC初出場の大谷は、開幕戦となった9日・中国戦で3番に座り、投手兼DHとして出場。投げては4回無失点、打っては左中間フェンス直撃の適時二塁打を含む2安打2打点をマークして8-1で中国を下し、1勝を挙げた。第2戦の10日・韓国戦では「3番・DH」で先発し、3打数2安打1打点。韓国に13-4と大勝した。第3戦の11日・チェコ戦も「3番・DH」で先発。4回には自身渡米後3番目となる打球速度118・7マイル(約191キロ)の右越え適時二塁打を放つなど3打数1安打1打点を記録した。ここまで3試合で打率・500(10打数5安打)、4打点、5四球と圧倒的な数字を残している。

 ▼大谷 序盤にチャンスが回ってきて、少し低めの球だったのですけどしっかり振り抜けて良かったです

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