侍・正尚　初対戦の相手にも際立つ選球眼　青学大前監督・河原井正雄氏が語る教え子の凄さ

WBC1次ラウンドB組   日本10ー2チェコ （ 2023年3月11日    東京D ）

＜日本・チェコ＞2回、安打を放ちペッパーミルポーズをする吉田（撮影・光山　貴大）
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　青学大の前監督で、吉田の恩師である河原井正雄氏が教え子の打撃の凄さを語った。

　今回のWBCの侍ジャパンの試合は全て観戦しているといい「本当に軸がぶれない。だから長打というより、見たことのない投手の球を確実に捉えられる」と評した。国際大会では初対戦の投手が多くなるが「（外国人投手は）みんな動かしてくるけど、ボール球を振ると（フォームを）崩す。正尚はボールを振らない」と選球眼の良さが生きているとした。

　この日の真ん中付近の直球を叩いた逆転二塁打については「引っ張らないでレフトにたまたま行った感じ。ボールをずっと引きつけているから」と分析。レッドソックスに移籍するシーズンに向けても「速い球にも対応できるし、大丈夫じゃないかと思う」と太鼓判を押した。（伊藤　幸男）