侍・ヌートバー　3試合連続安打で打線けん引「うまくセンター方向に打てて良かった」

WBC1次ラウンドB組   日本10ー2チェコ （ 2023年3月11日    東京D ）

＜日本・チェコ＞4回、適時打を放つヌートバー（撮影・尾崎　有希）
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　ヌートバーが「1番・中堅」で先発出場し、3試合連続安打で打線をけん引した。3回までの2打席は凡退したが、2点リードの4回1死二塁でフロウフの148キロ直球をはじき返す中前適時打を放った。

　送球間に二塁まで達し、お決まりの「ペッパーミル」ポーズも披露した。もはやチームに不可欠な存在となっている男は「追い込まれていたので、なんとか打てる球を見極めたかった。うまくセンター方向に打てて良かったです」と喜んだ。

　≪米代表アレナドが同僚から刺激≫ヌートバーの活躍は、海の向こうの同僚たちにも届いていた。1次ラウンドを米国で戦うチームの会見が10日（日本時間11日）に開かれ、米国代表のアレナドはカージナルスで同僚のヌートバーに言及。「懸命に日本を代表して戦う彼の姿を見られてうれしい」と刺激を受けていた。2人はオフの間から合同自主トレを重ね、2月上旬にキャンプ地入りした後も共に調整していた。