【WBC】大混戦のA組　勝てば1位通過のオランダがイタリアに大苦戦　4回に6失点で逆転許す

WBC1次ラウンドA組   オランダ―イタリア （ 2023年3月12日    台湾・対中 ）

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　第5回ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）の1次ラウンドA組は12日、台湾・台中で最後の2試合を行い、同組の順位が確定する。デーゲームではキューバが台湾を7―1で下し、準々決勝進出に大きく前進した。ナイターのオランダ―イタリア戦の結果で順位が確定する。

　順位は勝率で決め、並んだ場合は当該チームの対戦成績。それでも決まらない場合は当該チーム間の（1）失点率（2）防御率（3）打率（4）抽選の順で決めることになる。

　オランダは勝てば首位通過が決まる。2回にトロンプの右越えソロで先制したが、3回から登板した2番手のボルセンブルークが大誤算。4回に火のついたイタリア打線につかまり、この回、打者一巡の猛攻で6点を失い、逆転を許した。このままイタリアが勝利すると、全5カ国が2勝2敗で並ぶため、4試合すべての合計での失点率での勝負となる。

　オランダ―イタリアの試合前時点で、単純に総失点を見ると、オランダが12（1試合残し）で最も少なく、キューバが15、イタリア16（1試合残し）で続いていたが、オランダがこのまま大量失点で敗れると、首位通過どころか、1次ラウンド敗退のピンチとなる。

　B組の日本は準々決勝進出が決定。この日のオーストラリア戦に勝てば1位突破、負ければ2位突破となる。16日の準々決勝で日本が対戦するのはどの国か。