【甲子園】3安打5打点の仙台育英・遠藤「引いてはダメ」決勝は聖光学院の「思いを背負って」初V目指す

[ 2022年8月20日 12:30 ]

第104回全国高校野球選手権大会・準決勝   仙台育英18ー4聖光学院 ( 2022年8月20日    甲子園 )

<聖光学院・仙台育英> 2回1死満塁、仙台育英・遠藤は右中間に3点適時二塁打を放つ (撮影・後藤 大輝)
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 仙台育英(宮城)が19安打18得点の猛攻で準決勝史上初となった聖光学院(福島)との東北対決を制し、7年ぶり3度目の決勝進出を果たした。

 打線の牽引役となったのが6番・遠藤太胡(3年)。2回1死満塁から走者一掃の適時二塁打を放つなど、3安打5打点と大暴れし「苦しい戦いばかりで勝ち上がるごとに自分たちが力を付けていったと思っているので、その中でここまで来ることができたのでまずは良かった。(決勝進出は)そこまで実感は沸いてないです」と大粒の汗を流しながら笑みを見せた。

 5打点の要因を「自分自身、ストライクを振れたのが今日の中で一番良かった。強いスイングで打ち返すことをずっと目指してやってきた。その結果が今日、出て良かった」とうなずいた。

 聖光学院とは隣県対決なだけに「すごく力があるチーム。自分たちも引いてはダメだと向かって、向かってやってきました」と遠藤。その上で決勝に向けて「聖光学院にも知り合いが2人ほどいて、最後、“頑張れよ”って言葉ももらったので、その思いを背負ってしっかり戦いたいです」と意気込み、東北勢悲願の初優勝、深紅の大優勝旗の「白河越え」を誓った。

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2022年8月20日のニュース